2013年4月24日水曜日

中国富裕層の新たな移民先 米国・カナダは人気に陰り

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●セントクリストファー・ネービス

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ウオールストリートジャーナル     2013年 4月 19日 14:52 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324309104578431882293682270.html?mod=WSJJP_hp_LEFTWhatsNewsCollection

中国富裕層の新たな移民先 米国・カナダは人気に陰り
By JASON CHOW

 「米国には触手が動かないし、カナダからは承認が下りなかった。
 オーストラリアについては十分な資金がない。
 キプロスには驚かされた」
――そういった中国本土の富裕層は、これまであり得なかった移民先を探している。
 その中にはポルトガルやカリブ海の小国セントクリストファー・ネービスがある。

 ドバイを拠点とするレンジ・デベロップメンツは最近、セントクリストファーで進めている同社のパーク・ハイアット開発計画への投資家を求めて、中国と香港で売り込みキャンペーンを行った。
 一口40万ドル(約3900万円)のこの投資の最も魅力的なリターンは、追加費用を払わずに取得できる旅券だ。
 この旅券で、欧州や旧英国植民地のほとんどの国に査証なしで入国できる。

 さらに、投資家は6カ月以内にセントクリストファーの市民権を獲得出来る。
 しかも、セントクリストファーに行ったり、英語の試験を受けたりする必要はない。

 香港で活動する移民問題専門の弁護士で、レンジ・デベロップメンツの代理店を経営しているジャン=フランソワ・ハーベイ氏は、
 「中国本土で約200口を売った。飛ぶように売れている」
とうれしい悲鳴をあげ、
 「査証なしで旅行できるのは、中国人にとって大変魅力的な話だ」
と説明する。

 不動産投資が、セントクリストファーの市民権を取るただ一つの方法ではない。
 同国の政府系投資ファンド(SWF)である砂糖産業多様化基金に25万ドル寄付すれば市民権を獲得できる。

 確かに、中国人投資家のセントクリストファー政府への移民申請は推定で1万件とわずかで、移民先としては米国とカナダが伝統的にトップを占めている。だが、
 米加の魅力は最近後退している。

 米国の投資永住権(EB-5)プログラムを取得するには、認定された事業に50万ドルを投資し、少なくとも10人を雇用しなければならない。
 税法も厳しく、中国の超富裕層は対米投資に二の足を踏むようになっている。

 カナダの投資家向け移民プログラムでは、移民希望者は州政府のうちの一つに80万カナダドルを金利なしで5年間貸し付けることが義務付けられている。
 ただ、これは昨年一時停止となった。

 一方、英国とオーストラリアの制度は費用が高く実現が難しいとされる。
 英国の制度では、居住査証を取得するために100万ポンド(約1億4700万円)を投資する必要がある。
 また、投資家が市民権取得の資格を得るためには、5年間のうち少なくとも75%の時間、英国に住まなくてはならない。

 豪州の制度は最も高価で、居住ビザの資格を得るためには、条件を満たした事業に500万豪ドル(約5億1000万円)投資する必要がある。
 しかし、投資家が永住権を得るために同国に居住する必要がある期間は、4年間で160日だ。

 中国の移民希望者がそのほかの場所に目を向けるにつれ、これまで考えられなかった目的地も出てきた。
 移民問題専門家によると、昨年はキプロスが人気だった。
 キプロスの期間3年の査証を取得するためには、少なくとも30万ユーロ(約3800万円)の不動産を購入する必要があるが、この査証があれば欧州連合(EU)の加盟国全てを訪問できるようになる。

 中国本土の顧客を持ち、香港を拠点に活動する弁護士、デニー・コー氏は、
 「キプロスは中国で大々的に宣伝されたために、多くの人々が動いた」
と話した。

 しかし、キプロスへの関心は、同国の経済問題を理由に薄れた。
 そのため、一部の業者は関心を呼び起こすために新たな戦略を試している。
 国営新華社通信によると、北京で不動産の展示会を行ったキプロスの不動産開発会社は、30万ユーロでアパート物件を購入しようとしている中国の投資家に、1棟の価格でもう1棟購入できるという条件を提示した。

 移民専門家は、欧州ではポルトガルが次の人気の移民先になりそうだと話している。
 北京に本拠を置く移民コンサルティング会社、ウェル・トレンドのラリー・ワン社長によると、ポルトガル政府は最近のキプロスの成功をまねて、6年間で市民権に変更できるような居住査証を発行したいと考えているという。
 価格は50万ユーロだ。

 同社長は
 「不動産は中国人に常に好まれるため、こういった制度は魅力的だ」
と話し、条件もそれほど厳しくないと付け加えた。
 投資家は査証維持のために年7日ポルトガルに住む必要があるが、語学力の試験を受けなくても市民権を取得できる。

 キプロスと同様、中米のセントクリストファー・ネービスも制度を設けて近隣諸国の手本となっており、アンティグア・バーブーダも近く同じような移民制度を施行するとみられている。
 前出のコー氏は
 「わたしの顧客の99%はセントクリストファー・ネービスの名前を聞いたことがない。
 しかし、人々は自由な旅行や資産計画、中国本土企業の海外上場を目指す場合の市民権の確保といったことを念頭に、査証の獲得を目指す」
と話す。

 欧州の富裕層とつきあう夢を持つ大富豪はスイスやモナコを目指す。
 これらの国々では資産がより安全に管理できると考えられている。
 投資家がこれらの国々で居住権を得るためには、地元政府と定額税について交渉をする必要があり、これは安くない。
 居住権を維持するのに、少なくとも年間100万ユーロ支払わなければならないとみられる。
 コー氏は
 「ものすごく高額の資産を持つ人向けの特別な目的地だ」
と語る。
』





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中国系住民排斥運動:ニュージーランドの民族主義者らに不穏な動き



●22日、ニュージーランドで一部の過激な民族主義者らが中国系移民排斥運動を行っているという。写真はオークランド。

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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月24日 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71624&type=0

中国系住民排斥運動、一部の過激な民族主義者らに不穏な動き―ニュージーランド

 2013年4月22日、ニュージーランドで一部の過激な民族主義者らが中国系移民排斥運動を行っているという。
 NZ日刊紙・ニュージーランドヘラルドの報道。

 国内第2の都市・クライストチャーチで活動する過激派民族主義集団が、最大の都市・オークランドでビラまきなどの活動を通じ、中国系住民の排斥を試みているという。
 実はニュージーランドでは2年前にも同様の不穏な活動が行われたことがある。
 ハーウィック、ノースコート、パクランガなどアジア系移民の多い地域で右翼系組織が
 「アジア系の移民を許可するべからず」
としたビラをばらまき、道行く人々に組織への入会を勧誘していたという。
 これは深刻化する前に警察当局によって鎮静化された。

 オークランド市議会でアジア系住民問題を担当するビーヴァン・チュアン氏は今回の動きを把握したうえで、中国系住民に対して
 「いつ、どこであろうと身の安全を守ることが第一。
 万が一、襲撃に遭っても丸腰で抵抗してはならない」
と注意を呼びかけている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月25日 23時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71678&type=0

親世代を呼び寄せる中国人移民、高齢者急増で年金財政に負担―ニュージーランド



●23日、ニュージーランド・ヘラルドは記事「中国の高齢者移民は“大問題”だ」を掲載した。写真は2013年3月、84歳の母親とともに西安を訪れた男性。


 2013年4月23日、ニュージーランド・ヘラルドは記事
 「中国の高齢者移民は“大問題”だ」
を掲載した。24日、環球時報が伝えた。

 2012年にニュージーランドの永住権を取得した中国人移民のうち、40%弱は50歳以上の高齢者移民だ。
 他国の移民ではこの比率は10.7%。
 中国人の高齢者移民はその4倍と極めて高い水準にある。

 2006年から大量に流入した、中国からの技能を持った「技術移民」が両親を呼び寄せているのが原因とみられる。
 一人っ子政策があり、他に親の面倒を見る兄弟がいないためと考えられている。
 親世代の移民者数は技術移民人口の120%に達し、技術移民の数を上回っている。
 他国からの移民ではこの比率は24%にとどまる。

 ニュージーランドに10年間居住すれば、65歳から満額の年金を受け取ることができる。
 生まれた時からニュージーランドで生活していた国民とまったく同じ待遇だ。
 高齢者移民の急増は年金支出の増加をも意味することなる。
 平均寿命を85歳とすれば、高齢者移民1人あたり35万ドル(約3480万円)の支出となる。
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2013年4月10日水曜日

カナダの移民、中国人が最多の3万人超:永住権は好むが国籍の帰化には関心なし




●8日、カナダ移民局がこのほど公表した2012年第四半期(10~12月)のデータによると、2012年同国に移住し、永住権を取得した移民のうち、最も多かったのは中国人で計3万2990人に達した。写真は江蘇省南京市にあるカナダの移民業務を取り扱う仲介業者。

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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月10日 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71159&type=0

カナダの移民、中国人が最多の3万人超
=永住権は好むが国籍の帰化には関心なし―中国メディア

 2013年4月8日、人民日報海外版が報じたところによると、カナダ移民局(CIC)が今月2日に公表した2012年第四半期(10~12月)のデータによると、2012年同国に移住し、永住権を取得した移民のうち、最も多かったのは中国人で計3万2990人に達した。
 以下、フィリピン人3万2704人、インド人2万8889人と続いた。
 一方、同国に国籍を移し、正式にカナダ国民となった中国人の数は3位で、最も多かったのはインド人。
 2位がフィリピン人だった。

 同データによると、同国に移住する移民の数で、中国人は同年の第3四半期(7~9月)に続いて、トップとなった。

 一方、同国に国籍を移し、正式にカナダ国民となった中国人の数は前年比33%減の1万410人にとどまった。
 つまり、中国人は同国の永住権を獲得することを好む一方、国籍まで変えることには関心を抱いていないということだ。

 香港紙・星島日報はこのほど、移民弁護士・李克倫(リー・カールン)氏の意見を掲載。
 それによると李氏は、
 「カナダは今年、同国で最も必要とされる職種の技能を持つ専門家に対して発行する『技能移民』の申請を再開するほか、企業移民計画も実施する見込み。
 また、申込者に対しては言語能力も問うようになり、中国人にとっては不利になりそうだ。
 それでも、移民として移住した後に、大学などに入学するという新たな動向を背景に、中国人の移民が減少することはないだろう」
と指摘している。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/内山)
』

 言葉の問題が大きなネックになっていることは事実だろう。
 インドは英語圏ともいっていいほどだし、フィリッピンも英語教育はハイレベベルである。




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2013年3月31日日曜日

中国の大衆富裕層、7割が「子供を留学させたい」

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●28日、中国大衆富裕層のうち海外移住を検討している人は2割以上、子供を海外留学させたいとした人は4分の3に達した。写真は北京で開催された留学フェア。

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レコードチャイナ 配信日時:2013年3月31日 10時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70858&type=0

中国の大衆富裕層、7割が「子供を留学させたい」―米誌

 2013年3月28日、米経済誌フォーブス(中国語版)は北京の資産管理会社大手・宜信財富と共同で、「中国大衆富裕層財産白書」を発表した。
 これによると、中国の大衆富裕層はここ数年急速に増加しており、2012年には1000万人を上回り、1人当たりの投資可能資産額は133万元(約2000万円)に達した。
 このうち
●.海外移住を検討している人は2割以上、
●.子供を海外留学させたいとした人は4分の3
に達した。新京報が伝えた。

 白書は国際的に通用する基準をもとに、
 「大衆富裕層」を「10万ドルから100万ドル(約940万円から9400万円)の投資可能資産を保有する中国中産階級」と定義している。
 白書によると、大衆富裕層はここ2年で急増、2010年に794万人だったが、2012年には1026万人に達し、1人当たり投資可能資産額は約133万元に達した。ここ数年の個人資産の増加スピードに基づく推計によると、大衆富裕層は2013年末には1202万人に達する見通し。

 大衆富裕層の主流は1960年代生まれと1970年代生まれで、1970年生まれが全体の3割以上を占めている。
 職業別の割合を見ると、
 金融・貿易業が19.2%、
 製造業が11.5%、
 不動産業が11.5%。

 企業形態別で見た場合、民間企業が約半数(49.4%)を占め、次に多いのが国有企業と国家機構(合わせて27.5%)だった。

 白書によると、大衆富裕層は資産配分の最適化とより快適な生活環境と子供の教育環境の追求に大きな関心を注いでいる。

 大衆富裕層の海外移住願望は、ワンランク上の富裕層と比べると低い。
 「海外移住は全く考えていない」とした人は76.0%に達したが、
 「子供を海外に留学させたい」と希望している人は全体の4分の3を占めた。

 これらのデータから、海外の「学区房(優良校の学区内にある住宅)」が中国人に絶大な人気がある状況も説明がつく。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、2012年、米国不動産市場で不動産を購入した中国人の購入総額は90億ドル(約8474億円)に達し、カナダ人に続いた。
 ある中国人富豪は2歳の娘のために、コロンビア大学やニューヨーク大学に近い住宅を購入するため、高級物件を取り扱うサザビーズ不動産を訪れた。

 また、白書によると、金融の中心地・上海では投資熱が盛り上がりを見せており、その多くが金融関係者という。
 株に投資する大衆富裕層は上海で6割を上回り、その割合は北京や広州より高い。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)
』


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レコードチャイナ 配信日時:2013年4月1日 6時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70878&type=0

米国の高校で学ぶ中国人留学生、
4万人突破の勢いで05年の600倍に―米華字紙

 2013年3月30日、米華字紙・僑報によると、米国の高校で学ぶ中国人留学生の数が激増。
 彼らの多くが、華僑の多く居住するロサンゼルスの私立高を留学先に選んでいるという。
 
 11年から12年の米国留学データによると、現在およそ32万人の中国人留学生が米国に存在し、13年にはその数が45万人を突破する見込み。
 なかでも高校生の米留学が急増しており、彼らのことを「小留学生」と呼ぶメディアも。
 人気の留学先は南カリフォルニア地域のサンフランシスコやロサンゼルス、テキサス州ヒューストン、ニューヨークなどの中華系住民の多い地域。
 現在3万人を超える高校生が中国で学んでいるが、13年には4万人を突破すると予想されている。
 この数字は05年のわずか65人と比較すると、600倍にもなる。

 「小留学生」は米国のF―1ビザ(学生ビザ)を取得した14歳から15歳が最も多く、政府の役人やホワイトカラー、学者、個人経営者の子女がほとんど。
 私立高校の留学費用は学費や寄宿舎の入居費、交通費、医療保険費用などを含めると、1年で4万ドル(約380万円)から6万ドル(約560万円)が必要になるが、有名校にもなるとその額は10万ドル(約940万円)に上るという。
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2013年3月29日金曜日

中国大学院、修士課程入学試験に180万人、20年で15倍増




●28日、中国で修士課程入学試験を受ける学生の数は、20年間で15倍増、10年間で倍増するなど急増し、9年連続で100万人を超えている。写真は山東省青島市で修士課程入学試験に向け勉強する学生。

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レコードチャイナ 配信日時:2013年3月29日 14時37分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70770&type=0

修士課程入学試験に180万人、20年で15倍増=受験の理由は十人十色―中国

 2013年3月28日、中国で修士課程入学試験を受ける学生の数は、20年間で15倍増、10年間で倍増するなど急増し、9年連続で100万人を超えている。
 今年は2次試験を受けるために必要な1次試験の最低ボーダーラインが今月26日に発表。受験生は過去最高の180万人に達した。
 しかし、専門家は、
 「大学院生が増加し続けると、学生の質が低下し、深刻な結果を招く可能性がある」
と指摘している。新快報が伝えた。

■9年連続で受験生100万人超

 中国で大学院生の募集規模が拡大され始めたのは、まだアジア金融危機の余波が残っていた1999年にまで遡る。
 当時、就職難を少しでも緩和するため、同策が講じられたのだ。 
 しかし、その場しのぎ的な方法に過ぎず、抜本的解決には至らなかった。 
 就職難は緩和された代わりに、同試験を受ける学生が爆発的に増加してしまった。

 実際には修士課程入学試験を受ける学生数は11万4000人だった1994年以来、年々増加し、次々に過去最高数を記録。
 2013年には、1994年比15倍増の180万人に達した。だからと言って、入学のハードルが下げられたわけではない。
 1996~2001年の期間は最も競争が激しく、受験生計189万人のうち、合格となったのはわずか46万4000人。
 倍率4倍の計算だ。
 一方、現在も3倍と依然として高い倍率となっている。

■大学院卒業生の就職率が大学卒業生を下回る

 「大学4年生の時に、修士課程入学試験を受けないなら毎日が正月みたいなもの」。
 中国の大学で昔から語られてきた言葉だ。 
 中国では、一体なぜ同試験がここまで重要視されるようになったのだろう?
 募集規模を拡大し続けるなら、大学院生に悪影響を及ぼす可能性はないのだろうか?

 広東省広州市にある華南師範大学公共管理学院の王建軍(ワン・ジエンジュン)教授は、
 「就職活動を有利に進めたいというのが、学生が同試験を受ける主因で、国の卒業生の資質に対する要求が高まっていることも原因の1つ」
と指摘している。

 一方、民間非営利団体「21世紀教育研究院」の熊丙奇(シオン・ビンチー)副院長は、 
 「大学院生教育は膨れる一方のバブル状態になっている。
 2005年より、修士課程の受験者数は過去最高を記録し続けているのに対し、卒業後の就職率は下降を続けている。
 2010年と2011年に至っては、大学院卒業生の就職率が4年制大学の卒業生より低いという状況さえ起こった」
と指摘する。

■受験生180万人にもいろいろな理由

(1)就職逃避型

 広東省広州市の華南理工大学ソフトウェア学院の呉(ウー)さんは、大学に通うようになって以来、オンラインゲームにはまり、学業の成績は低空飛行だったといい、
 「2流の会社では働きたくないし、かといって1流企業は相手にしてくれない。
 修士課程入学試験を受ける道しか残っていない」
と受験の理由を語る。

(2)エリート志向型

 広州市の華農経済管理学院で金融を専攻する2年生の盧(ルー)さんは、1年生の時から修士課程受験を決めているといい、
 「両親とも大学院を卒業している。1回目で受からなくても、合格するまで続ける」
とやる気満々。
 すでに、受験の準備を始めている。

(3)有名大学志望型

 「この大学に入学するとは夢にも思っていなかった」。
 こう語るのは、広東外語外貿大学で監査を専攻する2年生の李(リー)さんで、全国大学統一入試の成績が思わしくなかったことをずっと後悔しているという。
 そのため、大学に入ってからずっと修士課程に思いを集中させているといい、
 「有名大学に入るという夢をかなえるためなら、どんな犠牲も問わない」
と決意を語る。

(4)専攻を変えたい型

 大学で学んだ専攻に満足しておらず、修士課程受験を通じて、さらに意にかなう専攻に変わりたいと願う学生も多い。
 結婚適齢期を過ぎても結婚できない「剰女」になる可能性があるとしても、この道を選ぶ女子大生もいる。

(5)ミーハー型

 「周りが受けるから受けるだけで、合格したらもうけもの」。
 今年で2回目の受験という広州大学の陳(チェン)さんの言葉だ。
 「他の人が受けるから、その波に乗って受けるだけで、合格したらもうけもの、不合格でもなんの損もない」
と話している。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/内山)
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2013年3月24日日曜日

中国高官の子女が続々米国から帰国=民衆の官僚批判に配慮か

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レコードチャイナ 配信日時:2013年3月24日 8時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70598&type=0

中国高官の子女が続々米国から帰国=民衆の官僚批判に配慮か―香港紙

 2013年2月22日、香港紙・明報によると、習近平(シー・ジンピン)総書記ら中国共産党高官の子女が続々と米国留学から帰国している。 
 BBC中国語版が伝えた。

 昨年11月、習近平総書記の娘、習明澤(シー・ミンザー)さんが米ハーバード大学を退学し帰国したことが話題となった。
 しかし明報によると、帰国した高官子女は習明澤さん1人ではないという。

 ほぼ同時期に李克強(リー・カーチアン)首相の娘も米国から帰国、北京大学で働き始めた。
 彼女は北京大学卒業後、米国に留学していたという。
 他にも李源潮(リー・ユエンチャオ)国家副主席の息子、汪洋(ワン・ヤン)副首相の娘、馬凱(マー・カイ)副首相の娘も米国から帰国した。

 中国では官僚の家族が海外に定住し官僚1人が中国本土に住む、いわゆる「裸官」に厳しい視線が向けられている。
 いざという時にはすぐ亡命できるのではないか、自分の子どもにだけは海外の生活を享受させているのでは、との批判が強い。
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